ゆかりの徒然日記

日々の出来事や思ったことを綴った日記

ママ振りの話

私の成人用の振袖はママ振りで行くことが決定しました。

 

ママ振りとは、母親が成人式などで着た振袖の事です。

最近では振袖はレンタルが主流なイメージですが、ひと昔前は購入するのが当たり前だったそうで、その時の振袖をまだ持っているお母さん世代も意外と多いのだとか。

バブル時代に成人した人だと、持っている振袖も良いものが多いから今着ても見劣りしないものが多いそうです。

私の母も、成人した時の振袖をまだ持っていたので、私もその振袖を着ることになりました。

母が成人したのは30年近く前の事なのにまだ持ってるってすごいなと思いました。

 

とはいえ、もちろんそのまま着られるわけではありません。

母の身長は155㎝、対して私は164㎝。身長が10センチくらい違うし、腕の長さももちろん違う。丈直しをしないとつんつるてんで着られたものじゃありません。

それに、古くなっているので漂白や、箔の張り直しなどの修繕も必要です。

採寸をしたあと、1~2ヶ月たった昨日、ようやく振袖が戻ってきたので、とりあえず着せてもらいました。

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修繕の終わったママ振り

 

白黒がベースで、金の蝶々やピンクの桜模様が華やかな振袖です。

とりあえずなので、振袖以外の小物は全て「仮」なのですが、大体の雰囲気はわかった気がします。

友人の話を聞いてると、振袖の色は赤や緑が多そうですが、白黒も大人っぽくゴージャスでいいなと思います。

 

余談なのですが、私は成人式に参加する気はありません。前撮りはやってもらうけど、当日は着ないんじゃないかな。

小学校卒業と同時に引っ越した上に、中高は私立に行ったので地元に知り合いが全くいないんです。そんななか成人式に行ってもつまらないだろうなと思ったので。

そもそも、早生まれだから成人式の日はまだ成人してないし。

良い振袖なのであまり着られないのはちょっと申し訳ないけど勘弁してほしいです。

 

あと、振袖準備するのってすごくお金がかかるんですね。

私の場合、丈直し・修繕・前撮りのみの値段で20万円くらいかかってました。

襦袢、帯、帯揚帯締め、草履やカバンなどの小物類全部、母が「いらないです」と一蹴していたのにこの値段。

恐ろしいですね。

うちは母が着物に詳しいので「いらないです。自分でなんとかします」って感じで断れたんですけど、着物屋さんにおすすめされたとおりにしていたら一体いくらかかっていたのか、、、

全く知識がない場合はある程度高額になってもおすすめされた通りにするのがいいと思いますが、そうでない場合は出来る範囲で自分で準備するのも手ですね。

 

前撮りは10月か11月になるそうで。

それまでに母と一緒に色々な小物をそろえていく予定です。

私よりも全然気合の入っている母に振り回されつつ、準備を進めていきます。